宮崎の海のように心地よい、交流の輪が広がります。
福岡県から理学療法士の濱さん。宮崎には全国屈指のサーフポイントがたくさんあり、早朝からサーフィンを楽しんでいらっしゃます。
波を求めて宮崎へ
日本有数のサーフスポットが点在する宮崎県。サーフィンが大好きな濱さんはコンスタントに良い波が来る宮崎に通い詰めるうち、宮崎の海だけでなく人にも魅了されていきました。ゆっくりとマイペースな宮崎の人たち。気ぜわしくない宮崎が自分に合っているのではないかと、いつしか本気で移住を考えるようになったそうです。
すぐに気の置けない間柄に
「ケアマネージャーさんや看護師さんとの連携が早く、責任感が強い」と仕事ぶりを高く評価され信頼されている濱さん。一方、仕事後の飲み会ではその弾けぶりに別人と言われることも。就職後半年にして、すでに職場のムードメーカーとして欠かせない存在のようです。利用者さんからも「遠慮がない人なので、ざっくばらんな話がいろいろできて楽しい」という印象を持たれています。
「宮崎の多くの方は好奇心が強く、私の話を興味深く聞いてくださいます。人見知りの方もいますが、誰もが古くからの知り合いのように親しく接してくれます」
宮崎の方言や文化を知りたいと意欲をみせる濱さんに、職場の皆さんは宮崎の方言や食べ物などを教えているそうです。おかげで、今では焼酎の銘柄や飲み方にもこだわるようになりました。
理学療法士は一生の仕事
幼少時、祖母のリハビリについていき、祖母以外の他の人のリハビリの様子まで熱心に見ていたようです。高校時代の恩師の勧めもあり、理学療法士を目指した濱さん。「利用者さんと密に接する中で、人生の先輩である高齢者とお話しできるのはとても勉強になります。私は、そういった方に頼られるのがうれしいのです。これからもこの仕事をずっと宮崎で続けていきたいですし、結婚もしたいですね」
と、ご自身の将来についても話が及びました。こちらの施設は濱さんのような若いスタッフが多く、気さくな人たちばかり。飲み会の回数が増え、いつも長居してしまうとか。盛んに意見交換をしてお互い切磋琢磨でき、自然体で仲間とやり取りできる環境が濱さんにはとても居心地がよいようです。
移住者に聞いた休日の過ごし方
聞くまでもなく「早朝からサーフィン!」宮崎には全国屈指のサーフポイントがたくさんあり、事前に波のコンディションをチェックした上で、どこでサーフィンをするかを決めます。宮崎の海は、濱さんが初めてサーフィンを体験した思い出の場所でもあります。「宮崎は波を求めて移住するサーファーが多いですよ」と教えてくれました。
移住希望者へのアドバイス
「いくら何でも宮崎の海でサーフィンをしたいからと即決したわけではなく、もちろん移住するまでは、2、3年かけてUIJ ターンの相談窓口などに何度も足を運んで情報を集め、じっくりと検討を重ねました。宮崎は交通のアクセスがいいので、情報収集が楽にできます」