梶山 剛さん

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地元で採れた食材がおいしくて、安全・安心。
そこに幸せを感じます。

梶山 剛さん 東京都 → 綾町

服飾や音楽、渡米と色々な経験をされてきた岩手出身の梶山さん。現在は、直売所「綾手作りほんものセンター」で店長として活躍されています。

移住するまでの経緯

生まれも育ちも岩手県です。高校卒業すると同時に服飾の世界に飛び込もうと思って専門学校に入学したんですけど、1年ほど経った時に音楽にのめり込んでしまって、その後は渡米して語学と音楽を学ぶなどし、帰国してからは東京近辺で活動をしていました。
30手前になる時に綾町出身の今の妻と結婚することとなり、それを機にこちらに来ました。

移住後の生活

宮崎に来て、伝手もなかったので職を探しました。1年ぐらいは土木をして、その後ホームセンターで4年半程働きました。店長経験もさせてもらった中で、今働いているところから話があり、「綾手作りほんものセンター」という、町の第3セクター的な直売所で店長をしています。
要は「綾町で栽培されたもの・加工されたもの」だけの販売所です。商品の包製などをしています。毎日生産者さんと会ってお話とか顔を合わせてあいさつしたりとかするんですが、綾町は自然生態系農業、除草剤とか農薬を使わない栽培方法を条例で定めて、ランク付けをしているので、それだけ生産者さんの苦労も他のところと比べたら若干多いと思うんです。その苦労をされた分やっぱりおいしい・安心・安全なので、ぜひほんものセンターに、綾町に来てもらって、食べてもらうのが一番ですけれど、そういう物に触れて欲しいですね。

宮崎のよいところ

田舎って何もないじゃないですか。東京って何でもあるんですが、何もないっていうのは、逆に自分は好きなんですよね。夜暗いのは当たり前だし、夜明るかったりするとちょっとおかしいな……とか。地場で採れたものをすぐに口にできるとか、それがおいしいとか、安心・安全だとか、っていうところが幸せに感じますね。また、近くに友だちがいたりとか、家族がいて、ということが本当に幸せです。あとは空港をポンと降りた時のイメージとして、空が青いんですよね。パッと心が開いているというか、そういうところから繋がっていると思うんですけれど、宮崎の人たちはゆったりしていて朗らかであったりとか、人懐っこかったり、やさしかったりするところがあります。

移住希望者へのアドバイス

~問題は起こるけど、それを乗り越える気持ちが重要~

移住を考えられている方たちは、安心で安全なところに移りたいと思われる方が多いと思います。でも結局自分たちで生きていくことには変わりないので、例えば地元の人とうまくいかないだとか、職がないだとか、さまざまな問題が発生すると思うんですよ。 それを十分理解して、それを乗り越えられるっていう気持ちで来ることが一番重要ではないかなと思います。またそれを逆に楽しんじゃうというか、「安心なところに行けばどうにかなる」ではなくて、やはりそこからがスタートなので、プランもしっかり持っていた方がいいと思います。

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