龍神 淳さん

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夫婦で楽しむ
サーフィンとともにある暮らし

龍神淳さん 広島県広島市 → 宮崎市

広島県で会社員をしながらサーフィンを楽しんでいた龍神さん。仲間たちが口々に言う「宮崎いいよ」が気になり、宮崎市を訪れました。

【移住前の暮らし】
会社員をしながらサーフィンデビュー
休みの度に宮崎を訪れるように

広島県出身です。大学を卒業した後、電気・通信系の商社に勤めていました。自分にはずっと、趣味と言えるものがなかったんです。美味しいものを食べたり、洋服も好きでしたが、没頭するほどじゃなくて。
ある時、友達に誘われて島根県にサーフィン体験に行ったんですけど、初心者用ボードの枚数が足りなくて、上級者用と言われるショートボードにいきなり挑戦したんですよ。全然立てなかったんですけど、最後の方に1回だけ立てたんです。インストラクターに「ショートボード初めてで立てたのは才能ある!」と言われ、3週間後の大会に出場することになって(笑)。大会で友達もできたりして、そこからですね、サーフィンにどんどんハマっていきました。
毎週のように海に通っていたんですが、サーフィン仲間が口々に「宮崎は絶対に行った方がいい」って言うんです。それで来てみたら、本当に波のパワーが全然違って。それからは、長い休みがあると宮崎を訪れるようになりました。

【移住のきっかけ】
海で車のタイヤがパンク!
地元の人が助けてくれてあたたかさを実感

初めて宮崎に来た時に、木崎浜(きざきはま)というサーフスポットに行ったんですけど、車のタイヤがパンクしちゃったんです。そしたら、そこにいた男性3人が工具を貸してくれたり車動かしてくれたりして助けてくれて。そのあとタイヤを替えに近くのガソリンスタンドに行ったら、「うちで替えるよりあっちに行った方がいいよ。安いから」と別の店を教えてくれたんです。
宮崎の人はあったかくて、損得勘定がなくていいなぁと思いました。その時に、何か宮崎のためになって、自分の能力をいかせる仕事がないかなぁと思ったんです。宮崎に事務所がある会社に転職して、虎視眈々と異動を狙っていたんですが、上司が代わったこともあって難しくなって。それなら自力で行こうと転職活動を始めました。

【移住後の暮らし】
海の近く夫婦で楽しむ暮らし
野菜のおいしさに感動

転職活動中は、地域おこし協力隊の募集や、事業継承の案件なども検討しましたが、最終的にIT企業に就職しました。今はITインフラチームのグループ長というポジションです。広島時代よりも給料は下がりましたが、やり甲斐をもって仕事ができていると思います。
妻は、看護師や保健師、ケアマネージャーなどの資格を持っていたので、どこでも働ける状態で、宮崎移住にも賛成してくれました。今は地域包括支援センターで働いています。最近、海の近くに家を建てました。サーフィンにもすぐ行けますし、とてもいい環境で暮らせています。

妻ともよく話すんですが、宮崎は肉類はもちろん、野菜がめちゃめちゃおいしいんですよね。何を食べても全然違うんですけど、特にキノコ類が全然違うと思います。ナスやピーマンも味がしっかりしていて、こんなにうまいのか!と感動してしまいます。実は最近、妻のお母さんも、実家の香川県・小豆島を離れて、宮崎に移住したんですよ。僕たちと同じように、宮崎での暮らしをとても楽しんでるみたいです。

移住希望者へのアドバイス

~まずは賃貸でいいので住んでみて~

まずは住んでみることだと思います。僕たちも最初は賃貸マンションだったんですけど、やっぱり住んでみないと、合うか合わないか分からないと思います。それで気にいったら家を建ててもいいし、空き家も安く買えたりするので、いろいろ検討してみることをおすすめします。

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